2005/5/2(月) 第5回ドットコム王座決定戦in岡山国際サーキット

Timely@なかじ〜(中島)さんのレポート


(撮影:きゃぷてん)


オオカミ少年さんより半ば強引に昨年12月にGETした通算5台目となる今回のGTV。
エンジンこそ304 288ハイリフト+リボのGTピストン仕様という豪華な物。

しかし今回のイベント後車両売却予定だったもので

ふにゃふにゃの足=しなやかなカモシカのような足と表現
純正一層ラジエター=オーバーハングの重量減と表現。
カピカピの14万キロ放置ゴムブッシュは資源の有効活用のためと理由付けさらに放置。
タイヤだけはカピカピネオバではお話にならないので048 Sコンを投入。
15インチがトレンドだと聞かされましたが、こだわりのN1スタイルグランドクロスがいけてるのだと言い聞かせやはり14インチにて放置。

以上手抜きなわりに根拠もない目標タイムは53秒!
すべての悲劇はここから始まっていました。


1枠目

コース自体5年ぶり、車も突貫シェイクダウン!
コースオープンと同時に先頭でコースイン!!
「うお〜貸切〜!オレの岡山国際♪」とご機嫌で2コーナー、モス、スリバチ!
バックストレート 「おお!タコメーターたりね〜ぜ〜ほえろオオカミ少年4AG!!」
がしかしリボルバー立ち上がり、バイパー進入クリップでアクセルON!
そこで「ぺちん」とアクセルペダルが床に当たる「????」「ペコペコ??」
一瞬目の前が真っ白!惰性でグラベルへ・・・・・。
その後29分間さらし者状態!!「恥ずかしい、恥ずかしすぎる!!」
途中赤旗が出たときに「オレも回収してくれ〜」と心の中で叫んだが、非常に綺麗にストレート区間グラベルに縦列駐車している私は邪魔ではないとの判断らしい。
走行終了後ドナドナ状態でPITへ「見るな!俺を見るな!!」


奇跡的に写真ありました(笑)


2枠目

先ほどのトラブルはリンケージはずれだった。ワイヤー切れでなくてよかった。
カシメが甘いらしくラジペンでこれでもかとつまむ!
作業を横目にオオカミ少年さんが微笑を浮かべて「ださ〜へぼ〜」と嬉しそう。
ラジペンの矛先がオオカミ少年さんにむけられそうな衝動を抑えコースイン。
しかしスリバチ立ち上がりでまたもや「ぺちん」とアクセルが床へ!!
そのまま120km/hでグラベルへ一直線!!あそこはハタでみるよりガタガタなのね!
ロデオ状態でバックストレート半分まできてしまった
原因は絶対奴だ!オフィシャルに怒られそうな恐怖感があったが急いでボンネットオープン
リンケージをパチンとはめてまたもやPITへ。
手伝ってくれてる後輩Y氏にタイラップとビニテで外れても脱落しないよう手を打ってもらう。
そしてコースへ戻るもクリアラップ取れず
1’57.879そして今更ながら気づく水温計の針がおよそ油温と見間違う数値をさしていた。


ダブルヘアピン進入


ダブルヘアピン1個目立ち上がり


3枠目

予選を兼ねてるこの枠死ぬ気で行くしかない・・。
やたらロールする8kg/mmサスに手を焼きひたすらHTSダンパーをグリグリ締め上げる
そしておよそ水温対策に有効であろう手段をメカY氏と考える
1 サーモをはずす
2 エアコンコンデンサーもはずす
3 ヒーター全開
4 点火時期落をとす
5 水温計をガムテープで塞ぐ。(見なけりゃいいのさ♪)
6 ラジエターを買いに行く
7 こっそり80号車とラジエターを交換する
結果現実的に4番5番6番7番以外を実行。(今思えば7番が一番有効?)
そこで異状にテンションの上がる光景を目にする。
絶対負けられない元愛車に絶対負けたくないドライバーが乗り込みコースインの準備をしているではないか!!
(某店元N1カーにそこのS社長)

予選開始!その車ニシオカさんの3台でプチレース、しかし私の車は努力むなしく4周目には水温110度を指しパワーダウン。
事実当日ベストタイムはこの枠3周目1’55.854・・・。


パイパー


1コーナー立ち上がり


アップ!


決勝

実はブレーキにエア噛みしていたのだがビリオ○フルードでエア噛ませたらへたくそやとオオカミ少年さんに言われていたので、噛んでいない設定で放置。

しかし16番グリッド ・・・・どうしよう・・・。

どうやら私のマシンのコース滞在リミットは4周。時間にして約7分・・。
しかし考えようによっては「ウルトラマンの倍の時間元気じゃん」「カップラーメンなら2個出来上がる!!」

スタートは昔からウマイのよなどと考えながらシグナルをにらむと同時にドアポケットに入れて忘れてた携帯が鳴る
留守電が応答している「ただ今電話に出ることができません発信音の後に〜」
画面を見れば注文をもらっているお客様だ!まさか「レース中なんです」なんて死んでもいえない。
次の瞬間!あっシグナル変わってる!!フンガー怒りの7000rpmクラッチミート!

悲鳴をあげるノーマルクラッチ!ニシオカ氏に難なくインから抜かれる予選の苦労まさに水の泡
やばい!エキサイト気味にライトON「私はここで〜す」攻撃!
前はてつ氏。あの車に当てたら胸ぐらつかまれそう!

以下13分割DVDにて検証。
2コーナー17番手にてクリアー モスがあんなに狭く感じたのは初めて
みんな横並び行き場を失い右の縁石の上をジャンプ気味にクリア。KOU氏にスリバチで並ぶ。
バックストレートからのブレーキング前は、大渋滞立ち上り重視ラインのKOU氏をインチョロ走りでせこく抜く。
ドロップした回転をクラッチ蹴飛ばして起こす!!オイ起きろ!!
ブロック気味にリボルバークリア、パイパー立ち上がり、ダブルヘアピン進入でイン側にライン変更するてつ氏にX攻撃
2個目で4.8ファイナルがうなりを上げレブあてながらパス!(だから水温あがるってば・・)

最終コーナー立ち上がり前にはTMS@なかじ〜氏その前にニシオカ氏。
きいてるかどうかは定かでないスリップから1コーナー 若干ブレーキングミス?タイヤスモークをあげるなかじ〜氏をパス。
前はニシオカ氏。
若干間隔があいてしまう。予選は三味線ひいてはりましたか??追いつきません!

その後スピン後退したはずの黒銀ハチ氏にあっさりぬかれ凹む。そういえばストレート異状に遅い!
フと我に返りちらっと水温計を覗くと「一周してますけどなにか?」とキョトン顔の水温計。
エンジンルームからは緑色クーラントの霧がマイナスイオンを発生しています。「あ〜癒される〜」
そういえば今何周目?気がつけばウルトラマンは3分前に宇宙に帰ってらっしゃいました
「おいおい前にいっぱい怪獣おるぞ!(失礼)職場放棄しやがったな」

「あきらめが肝心あきらめが肝心あきらめが肝心」
呪文のように唱え4周目1コーナーでお手上げハザード・・PIT IN 痛恨の水温ブラックゾーンリタイアでした。


ライトON!で1コーナーへ


1コーナー


スローダウン・・・


一日中ハザード焚いて 一日中作業して 踏んだりけったりの一日でしたが非常にエキサイティングなレースですべて吹っ飛びました

たしかイベント終了後車両売却するとか抜かしていましたが、なぜか
ラジエター、オイルクーラー、スタビ買いました。
ミルクティーみたいなエンジンオイルも出ず一安心。
後にオオカミ少年さんに「ギアがあわへんよ?4.8やから?」ときくと
「そうや気づいた??(笑)先に教えたら面白ないやん!えっへっへっ〜グフ。」
と非常に満足気だったのが気になります。(汗;


最後になりましたが主催のオオカミ少年様その他関係者の方々、そして写真を撮って頂いたきゃぷてん様、皆様に感謝いたします。
次回も是非混ぜてください。今度こそ完走したいです。


以上、先頭でコースインするも1周できずに停止、レースでは私たちと熱いバトルを繰り広げながらも水温上昇にてリタイヤと残念な結果に終りましたが、次回に向け売り飛ばすはずだった車にお金をかけだしたTimelyのなかじ〜さんのレポートでした。
熱い集団の中にいたので残念でしたね。また次回熱いバトルを繰り広げましょうぞ!
エンジン速いなぁと思っていたら、304/288ハイリフトだったのですね。追いつけないはずだ・・・

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