2005/5/2(月) 第5回ドットコム王座決定戦in岡山国際サーキット

Taka8氏のレポート


(撮影:きゃぷてん)


今年もTI改め岡山国際サーキットの走行会がやってきた。
個人的には3回目の走行だ。

1回目はいきなり1分55秒660を出して、出来すぎの結果だったのだが、
2回目は新品Sタイヤを導入したにもかかわらず1分57秒702
自己ベストより2秒以上遅いという、ふがいない結果に終わった・・・

今回の最大の目標は宿敵てつ氏を撃沈すること。
少なくとも自己ベスト更新すれば勝てるやろっ!・・・って感じ。
しかし直前でてつ氏が新品のSコンパウンドのSタイヤを導入したとの情報を得る!
うーん、ヤツは本気だ。自己ベスト更新だけで勝てるだろうか?
当然彼もオレの自己ベスト以上を狙っているに違いない・・・

今回の変更点はフロントサス10kにして、フロントスタビをTRDにした。
これで高速コーナの速度がアップしてタイムもアップすると思うのだけど・・・
前回のタイムダウンの原因も解らないし、自己ベスト更新できるのか?

1枠目。

今回はフリー走行が3枠もあるから、まずは様子見。
フロントのショック(HTS)は1回転戻し、リアのショックは一番柔らかいところから8段目。
久しぶりのコースを確かめるように少しずつペースを上げる。
しばらくきれおさんの後ろを走る。きれおさんはなぜか全然ブレーキが詰めれていない感じ。
ソコをどんどんプッシュプッシュ!♂
しかし自分がミスってとっ散らかっているうちに離れていった。サヨ〜ナラ〜(ToT)

しばらくすると後方に爺様登場!
ちっとでもエエとこ見せようと色気を出して最終コーナーを攻め込む。
そのままえいやっ!と1、2コーナを華麗にクリア!(自己イメージです)
後方に迫りつつある爺様をチラ見しながら「どうでっか?オレはイケてまっか!?」
と独り言をつぶやきながらいつもより余分に漢気のある速度すり鉢に進入!

・・・そのままコースアウト orz

とってもイケてない姿を爺様に見せてしまいました(ToT)

コース復帰するも100km/hぐらいからバイブレーションが酷く、ドラシャが曲がったのか?
そのままピットインして終了・・・・

走行後、爺様「オモシロ動画撮れた?」と尋ねると「撮ってない」とのこと。
笑いすら取れず残念無念な1枠目でした(ToT)
ちなみにコースアウト後のバイブレーションは石を拾っただけみたいで、すぐ直りました。
タイムは1分56秒871うーん、イマイチ。
宿敵てつ氏は54秒台とのコト!
それを聞いた瞬間から今年は宿敵から師匠になりそうな臭いが立ちこめてきました・・・


リボルバーコーナーへ


2枠目。

なんだかクルマがふらつくような感じがあったので、フロントショックは一番硬い状態、
リアショックは1枠目より4段硬くしてみてアタック!
ふらつき感は改善されたけどオーバステアが強い感じ。イマイチだなぁ。
自己ベスト1秒以上の差があるのと、カラむクルマがほとんど知り合いという興奮状態の中
訳が解らぬまま、またもやすり鉢でスピン

反省してちょっと冷静になって走る。
そういえば最終コーナの手前の3速コーナは全開でクリアするって言ってたなぁ。
どれ、いっちょ試してみるか!っと、変に漢気を出して気合のコーナリングを試みる。

うおー!ケツが出るー!(とりあえずカウンター)
うおー!怖えぇー!(タコ踊り)
ふうぅ〜緊急事態は回避したが最終コーナは曲がれそうに無い)
えいっ!(ブレーキをドカ踏みしてスピン)

冷静になってもやっぱりスピンするのでありました・・・
結局タイムは1分56秒986・・・タイムアップできず(ToT)
シカシミナサマハタイムアップシテイルノデジュンイハダウンシテイマスorz


ダブルヘアピン1個目


ダブルヘアピン2個目



3枠目。

このままではイカン!なんとかせねば!
そうだ、クルマのセッティングでなんとかしよう!
オーバーステア解消にフロント車高を5mmアップ。
キャンバーをピロアッパーの調整幅一杯ネガ方向にしてみた。

ピロアッパーを調整していると中野っス師匠がやってきて「キャンバー起こしてるのっ!?寝かしてるのっ!?」
と強い口調で声をかけられました。
若干ビビりながら「寝かしています」と答えると、急に仏様のような優しい笑顔と口調になり、
「それはエエことや」
と一言だけお言葉をいただけました(実話)

実際走ってみると、狙い通りにイヤなオーバステアが無くなり、非常に良い感じになっていた。
これはイイなぁ〜と自己陶酔している最中に「っぽ号」が登場!
おお、これはちょうど良い。一緒に走っていただこう!と思ってしばらく一緒に走行。
うーん、結構イケてるのでは?55秒ぐらいで走れてるんじゃないの?などと思っていた(違)

っぽ様と別れてしばらく走っているとフルピロ号を発見!最終コーナでロックオン!
ホームストレートで加速勝負じゃ〜っ!!♂
1コーナに向けてフルピロ号がアウト側、Taka8号はイン側。
4速に入れてからジワジワと前に出て行く。うーん、このままでは引けん!もうちょっとで前に出れる!
っと、1コーナがあるのも忘れてアクセル満開!
前に出た!と思ったときには、とっくにブレーキングポイントは過ぎていた・・・
しかもこっちはイン側。曲がれるはずも無い(笑)
あ〜〜〜れ〜〜〜〜っとアウト側に飛んでいき、コースアウト。
なんとかコースに戻ったものの、グリップを回復したとたんにスピンして停止

その間にフルピロ号はスタイリッシュに1コーナをクリアしていかれました。
後で聞いた話ではフルピロ号シフトミスしていたそうな。
ムキになってコースアウトまでしたオレって・・・orz

走行終了後、あまりの手応えに興奮気味でした。
これはきっと55秒台はイケている。後半のアツさなら自己ベスト更新もありうるな・・・
待望のタイム結果を見て愕然!なんと1分57秒747 orz
あの・・・1枠目から1秒落ちなんですが?誰が55秒ですか??
一体あの手応えと自信はなんだったのだろう?うーん、ワカランのぉ〜(^^;)
超テンションダウンしたままレース枠を迎えることとなりました。


パイパー


1コーナー立ち上がり



レース枠。

もう自分の感覚(手応え)も信用できず何がダメなのかも良く解らないままセッティング変更無しで走行。
今さら自己ベスト更新も無理だろうと判断し、純粋にレースを楽しむことにした。
コレがひっじょ〜に面白く、終始4〜5台で抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げた。
あまりにも楽しくて、今何週目なのかなんて全く考えずにひたすら走っていた。

そしてついにダブルヘアピンの立ち上がりでその集団のトップに踊り出たのだ!
よっしゃ!ここから突き放しにかかるでぇ〜!
との気持ちとは裏腹に、自分が垂れ流した脳内麻薬に犯されつづけた少ない脳みそは既に限界を超えていた
トップに出た直後の最終コーナでまたもやオーバースピードによるコースアウト!
激しく土煙を上げ、何とかコース復帰したとたんに激しくスピン!
すぐ後ろにはさっきまでバトルしていた3台が居るはず!避けてっ!!
なんとかうまく避けていただき、事なきを得る。
ふぅ〜良かった・・・そのまま走っているとイエローフラッグが振られている。
途中からレッドフラッグに。
あれ?なんで?まだ途中でしょ??
ひょっとしてオレがコース上に砂でもブチまけてレース中断になったのでは???
すっげービビり
ながらピットに戻る。


2コーナー進入!


2コーナー

「ひょっとしてオレのせいでレース中断??」
「いや、終わったよ」
「??」

どうやらスピンしたのはファイナルラップだったらしい。
・・・ってコトは無理せずあのまま最終コーナをクリアしていれば、気持ちよくチェッカーを受けれたのに。
なにが「突き放しにかかるで〜」なのか?(笑)

みんなに最後の最後で見せ場を作ってくれたね〜と言われて、まいいか。と思ってしまいました。
でもあの時怖い思いさせた皆様、ごめんなさいm(_ _)m

レース枠のベストラップは1分56秒919
ん?ということは本日のベスト1枠目?ガックシ。

結局てつ師匠も1枠目がベストだったようですが、じぇんじぇん負けている訳で・・・
ほんますいません、もちっと精進します!走り方教えてくだされ!(ToT)

くそ〜今度こそ自己ベスト更新してやる!
・・・次回の敵は自分のようです(^^;)

おまけ画像


以上、芸人魂満開で私に勝つよりも笑いを選んだTaka8氏のレポートでした。
最高に面白かったっすよ!今後もこの調子でお願いします!(笑)
まあ仕方がない、一度は宿敵として戦った君のために今度俺様が54秒台の出し方を教えてあげましょう!ついてきたまえ!
・・・などとは全く言えず・・・どうやって出たか全く分からない訳であり(^_^;)

とりあえず次回一緒に走ってみましょうぞ!!熱くなりすぎて2台揃ってタコ踊りの可能性大ですが(笑)

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