2005/5/2(月) 第5回ドットコム王座決定戦in岡山国際サーキット

中野っス番長殿のレポート


(撮影:きゃぷてん)


さあヤッテマイリマシタ!
前回のTIでのローターパッキーン事件、セントラルでのクラッシュからのリハビリ走行。
そして遂に手を出してしまったエンジンの実力を
我が手中にするべくして行われるチキチキ王座決定戦in岡山国際サーキット!

まず今回の岡山国際前に手を入れたところのおさらいから。
@エンジンハイカム化+フリーダムプロセッティング
 お世話になったのは86系常勝組、あのジョニーネ申のマシンのエンジンメイクも手がけるウィニング。
 ジョニーネ申様と大きな差はないエンジンを手に入れてしまいました。
 このエンジン・・・峠で横に乗ったことのある方はご存知だが、異様に速い(笑)。
 踏み切れないのもあるのだが、前回のTI時にはパワーバンドを外してしまうという下手ぶりを発揮。そこで・・・
Aファイナル変更+195−55R15導入
 おなじみ4.7ファイナルに加えて、セントラルでは50、岡山では55という青ウイニ社長のご指導で導入。
 これがドンピシャ。岡国1週間前にセントラルで慣らしがてら&リハビリ走行にて32秒7を記録。
 今回の岡国でもドンピシャぶりを発揮してくれました。
Bフロント廻りNEWフレーム+エアコン廃棄
 セントラルでのクラッシュにて右フロントフレームポッキリ&バルクヘッド前炸裂。
 問答無用でフレーム差し替え+遂にエアコン廃棄。
 メーカーから出てきた補修用フレームはけっこうパーツがバラバラで、
 溶接箇所がけっこうあったので、フレーム補強級の強度が出ました。エンジンルームも塗装してやる気アップ。
 エアコンの軽量化はさほど期待しなかったが、フロントの車高が上がってアンダー傾向が出るほど激変。
 諸々のパーツのレイアウト変更もいい方向に。エンジンルームを眺めた皆様から絶賛のお言葉多数あり!
C足回り若干変更
 巷で超噂、KOU氏も導入してたはずのRGリアショックを導入これがやばいぐらい絶好調。やたら踏める。
 バネレートはフロント10K、リア7Kで。フロント12Kに変更も視野に入れての参戦。

以上の変更点をもとに、クラッシュで傷ついた心のケアをしながら岡山国際に到着。
前日、セル不調→バッテリー上がり→バイパーのイモビ作動というトラブルを連発し前夜祭は急遽キャンセル。
しかし当日朝、二日酔いの皆様を目撃し、自分は正しかったことを確信(笑)。
行きの道で『TIサーキット』の看板が無くなってたので道を間違ったりもしながら、なんとか朝7時頃到着。
気分良く積車(そう、今回は自走ではない。これもクラッシュ後遺症)から下ろそうとウィンチを外し
荷台を下げていると・・・なんかギアが入ってるハズの車が下がってる・・・!?
横で車を下ろしてたニシオカさん達が『アー!!!』と叫びながら車を止めようと走ってくるものの、
約20センチほど荷台からジャンプしてマイハチは無事着地・・・。すいません、無頓着で。
この強制着陸クラッシュにてマフリャーのステン製吊りワッカがレース中に破裂。マフリャー宙ぶらりんになりました。

一枠目:ほんとにリハビリ。

とりあえず走ってみて、タイヤとかブレーキの様子をチェキ。たまに真剣に飛ばすものの、1周まるごと全開は無し。
どうもブレーキを踏むと左に強烈に流れる。これ以外はギア比とかもバッチグー。
ピットに戻って見てみるか・・・とピットに戻ると、ウィニ組のみなさんがエア計ってくれて報告してくれたり、
ホイールナット見てくれたりと、見ず知らずのワタスへのワークス待遇に涙。
ウィニ社長に『ブレーキング時、左に流れるんですよ』と報告すると、5秒ほど車を見て一言。
車高低すぎて左前タイヤがノーズダイブした時に当たってますね。大丈夫、そのうち削れるでしょう!とのこと・・・。
前日車高を下げて、キャンバーを少しおこそうとしたがフェンダーに当たるのでギリギリで放置してたのを思い出した。
そう、今回も6怒は軽くついてましたね、キャンバー。ふはははは。一番ネガキャンだったぞ、俺様。
第1グループは置いといて(笑)、1.5グループと思われる黒銀さん、PIKOさん、てつさん、ばかじーにチギラレテル。
とりあえずKOU様はオサエタ。というか勝手に沈んでた。

1’57”780。ダメだこりゃ。


ヘアピン立ち上がり


リボルバーへ


もいっちょ



二枠目:とりあえず全開にしてみよう。

この枠・・・一番勉強になりましたね。正直、他の皆さんと絡んでられない。まずは自分のペースを掴むことが先決。
速い車にあわせられる区間と、僕だけが(エンジンのわりに)遅いポイントがよく見えてきました。
とにかく遅いのが・・・すり鉢。
突込みが甘すぎる。その後の登り区間〜裏ストレート。現在のエンジンに一番頼りたいところで頼れてない。
これは致命的だ・・・と感じつつ、クラッシュ後遺症とブレーキロック恐怖症により突っ込めない・・・。

だが、ギャラリーの皆様から非常にいい音だとご好評も頂いたほどエンジンが素晴らしいことは事実。他の区間が速い。
まあまあいい感触を手に、体力の限界を感じ、約20分で走行終了。次枠の予選へタイヤのマージンも残した。
1’54”515。やっとPIKO氏にハリツイタ。KOU様ハドコダ?ウシロカ・・・。ヒヒヒ。


ダブルヘアピン1個目


2個目



三枠目:予選。クリアラップをとりたい。

が、取れない(笑)。毎週、何かにひっかかる。結局、あせって走ってた終盤にベストタイムを出す。
しかし、すり鉢立ち上がりの遅さの実感に変化は無い・・・。
前でTAKA8氏がクルクル回られておられるのを見させていただいたりもしましたが、
撃沈対象バカじーにひっかっかったときに、ダブルヘアピンでプレッシャーをかけたら
目の前で回りながらダートに出ていきやがって、おまけにこっちに向けて石を数個跳ね上げたため
フロントガラスに飛び石ヒビを入れられたりしました。あいつは殺す。そしてなんとか予選終了。体力残量少なし。
走行終了後、51秒台を普通に叩き出しているSUE44氏にすり鉢走行法も含めて情報収集。
やっぱ突っ込みですかね。中野っスさん、キャンバー戻したほうが絶対いいって。と怒られる。
やはりそうなのか・・・・・と悩んで、はや5年近くたちますが何か?
予選タイム:
1’53”562 ハチロク内6番グリッドゲット。

ウィニ社長より『お店の立場的には前の小豆色のレビンには負けてほしくないですね』と
笑顔でプレッシャーを与えられる。
大丈夫です、あの人、さっきから油大量に吹いてますから(笑)。
朝一にもバーン!って言って止まってましたから。


アップ!


パイパー



決勝:やはり逆噴射スタート成功・・・。

あのですね、僕の車はTRD3速クロスが入ってるので、スタートがね・・・と言い訳はやめよう・・・。
スタート前の構想では、SUE44氏にピッタリ着いていって、1コーナーで周りを気にせずハラんで・・・
などと考えていたんですが、やはりスタート、ミスしました。
半クラ気味で5000ミートしたんですが、ガッツリクラッチが引っ付いたら3000に落ちた(涙)。
パワーバンドを外してのスタートはかなり逆噴射状態。
内側からD1ドライバーに刺され、行き場を失ったところで外から児玉さん?と黒銀塾長にブチ刺される。
一気に9番手に下落(笑)。
っぽっぽさんとウィニ軍団の1台、馬渡さんをブロックして第2グループを勝手に結成。
前ではD1選手とSUE44氏が何じゃコリャというほどドリフト大会中。
そのまわりで行き場を失う黒銀塾長とPIKO氏に何かが起こりそうな気配は感じた。
皆さんの報告どおり事件が起こったのは2周目のダブルヘアピン1発目。
便所後ストレートでD1号のスリップに黒銀塾長が入った。PIKO氏がその後ろに続く。
こりゃD1号を刺した後、ダブルヘアピンの2個目でラインに空きが出るな、とベストラインを取って入ったところ・・・
真ん中で黒銀塾長横向き→小豆色PIKO号外のダートへ。1台分空いたPIKO氏の内側をギリギリ通過。
ここでっぽっぽさんに内側からラクラクスルーパスされる。
純粋に2台抜けたことと、ショップ対決的プレッシャーの元だった小豆号を抜いて楽な気分に(笑)。
っぽっぽさん号に着いていきながら、児玉さん?を2周後のダブルヘアピン2つ目で強引にパス。
で、そのまま、もう抜けないかなーとマイペースで周回を重ねる。
だが、裏ストレート以後の区間で、毎週、っぽっぽさんに迫れる。
こりゃタイヤがしんどいんだろうなと感じたので、10周目かな?ダブルヘアピンで勝負に出てみた。
一つ目で後ろから押すくらいひっついて、2つ目でラインを外に振ったっぽっぽさんの内側に鼻を突っ込んでみた(笑)。
横に並走したまま立ち上がったが、次の右全開で再び押さえられた。
ふがーっ、やっぱ抜けないか、と考えたら、最終コーナーをっぽっぽさんが若干ミスった。ストレートでスリップに入った。
が、1コーナーではクラッシュ後遺症のためブレーキング競争できずにベタづけのままクリア。
2コーナーを曲がってると・・・妙に前車のケツが迫ってくる。右の前タイヤが辛いのか、あまり踏めないようだ。
押すギリギリまでそのまま迫っていって、すり鉢に入る手前のS字でスリップから抜けて右側へ。
で、負けるだろうと思いつつもすり鉢入り口でブレーキング競争。
運よくほぼ同じスピードで入れたので、インを取った僕は2速に落としてレブに当てながら立ち上がる。
っぽっぽさんは音を聞いてる限り3速キープでインを刺されたので若干失速。
いただきマンセー♪と喜びながら残りを堅実にこなしてストレートに戻るとチェッカー!ヤター、ヤター!
5位をゲッチュー。通称1.5グループのトップはいただきました♪


決勝に向けコースイン


2コーナー


レース終了〜



総括&課題
@ネ申には全くかなわない。
生エンジンへの参入&全車セミスリ導入レギュレーションキボンヌ!
Aブレーキングが下手すぎる。キャンバーを何とか1怒だけオコシテミテ練習あるのみ。鬼ツッコミの練習あるのみ。
B再度、パワーバンドの有効利用を脳内構想。エンジンに申し訳ないと思え。
Cフロントのバネレートアップを予定。ロールしすぎは体に悪い。
D上記を踏まえたうえで、車高短&鬼キャン精神は忘れず、見た目にカッコイイ、インパクトのある車作りを継続。

すでに僕の中では51秒台後半が見えています。というか、出さないとシャレにならない車に乗ってます。
同じ程度のエンジンでジョニー氏と5秒の差があるというのはいかがなものか・・・・・。
モアマニー作戦は確実にタイムを上げてくれます。が、それに腕で応えるのがハチロク乗りっつーもんです!

皆様に番町と呼ばれて恥ずかしくない存在になれるように、今後とも精進してまいります。
これからも遊んでやってください!

最後になりましたが、オオカミ少年様、てつさん、親ビン、ネ申他(他になってしまった皆さん、申し訳ない!)、
今回、企画&盛り上げを行っていただいた皆様に感謝感激雨あられ。今後ともよろしく哀愁。

あー、KOU君。もろもろ、出直してキタマエ。
今回、僕を撃墜ターゲットにしてたエブリバデー。チミたちはまだまだ甘いよ♪
そしてたくさんの皆さん、今後ともワタスを撃墜ターゲットに選定のほど、よろしく哀愁!

さあ、ウィニングで車載チェック&厳しい指導が待っているかと・・・キャンバーはできるだけ戻さないぞ、と・・・・・・。ブツブツブツ・・・。


以上、前回のリタイヤ、セントラルでのクラッシュからの完全復活を果たし、53秒台を叩きだして第1.5グループのトップに踊り出た中野っス番長殿のレポートでした!
やはり番長殿はこうでなくてはいけません(笑)番長殿に張り付いてあわよくばぶち抜こうなどと考えていたワタクシが浅はかでしたorz
51秒台後半が見えているということで、次回トップグループでバトルしている番長殿を見ることができるか?!

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