ADVANCE HC-1改

2000年に購入し製作した300Bシングルの真空管アンプキット。
昔は「いつかは300B」というくらい高嶺の花だったという300Bですが、キットについているのは最近作られた中国製の比較的安価なもの。
訳がわからながらも失敗は許されないと、じっくりと回路図を見ながら一生懸命作りました。
このキットの詳しい製作記事が載った本があって良かったです。それでもかなり大変でした・・・
その甲斐あってなんと奇跡的に一発で動作!!
しかし製作直後の音はダメダメ。
ノイズ等は皆無だったのですが、ぼんやりとモヤがかかったような音で「なんじゃこりゃー!」って感じ。
練習用に作ったKT-88を使用したエレキットのTU-874に完全に負けてる・・・orz
自作真空管アンプの師匠M氏に相談し、言われたとおりに色々手を入れ、まあまあいい感じになりました。
女性ボーカルや弦楽器なんかはいわゆる「艶のある音」って感じで相当いいです。
しかしトーンコントロールで誤魔化せるけど若干カマボコ型(中域重視)な感じなのと、今時の音楽やパワーが必要なオーケストラもんはちょっと辛いですね。
トランジスタアンプ、ONKYO A927を押しのけ長い間メインとして活躍。
結局A927は一ヶ月ほどしか鳴らしてない。勿体無い・・・

ProLogue Oneがやってきてメインを譲りました。

300B 6N1P 12AT7

音の感想

NATIONAL 300B Svetlana 6N1P Mullard CV4024 最終的にこの組み合わせに落ち着いた。
女性ボーカルや弦楽器などは艶っぽくてかなりいい。

2005/12/25

M氏に普段使ってないと言ったら「大改造しよう!!」という話になり、預けたら速攻大改造されて返ってきました(笑)
12AT7 1本と6DJ8 2本という増幅回路はEF86/6267を使ったものになり、真空管が1本減って4本になりました。
ウェスタンエレクトリックのなんちゃらと一緒の回路とか言われたけど、忘れた(笑)
トーンコントローラーもキャンセルしたそうな。
とりあえず持って帰って聞いてみたのですが、これかなりいいっすわ。
300B独特の艶の乗った音はそのままで、気になっていたカマボコ型の雰囲気がなくなり、上から下までスムーズに音出てます。
最初からこの音出てたら、買い換えなかったかもですわ(笑)
やはりパワーが必要なロックなんかは少々辛い感じですが、弦なんかの雰囲気はProLogue Oneより好みかも。
「駄目やったら、また大改造する」と言われましたが、当分このまま使わせていただきます♪(笑)
ProLogue Oneと共に現役復活です♪
うーん、また集める球が増えてしまった(笑)
300BもJJとかのやつ使ってみたいっすね。

EF86/6267

GEC CV2901
英国製
KT-88なんかで有名なGECのCV2901。
海外よりNOS品 2本を購入。
メッシュシールド。

しかしよーく見ると、2本でメッシュの目の粗さが違うなぁ。

松下 6267
日本製
ヤフオクにて新品2本6500円で購入。
メッシュシールド。
MAZDA EF86
英国製??
M氏からの借り物。
こちらの方が落ち着いた音がする気がするので、こちらを頂くことにしました。
Amperex 6267/EF86 Bugle Boy
オランダ製。
2006/2海外から2本購入。
売り手は「Mullardチューブではないか?」と言ってますが、プリントからみてAmperexのBugle Boy(笛吹童子)だと思われ。
まあ、MullardもAmperexも同じ工場製はいっぱいあるみたいなので、どちらでもいいかと(笑)
メッシュシールド。

 

300B

NATIONAL 300B
中国製。
キットに付属していたもの。
長い間メインとして使用、というか300B高くて他の買えません(笑)
2本所有。
VAIC VALVE VV30B
確かチェコ製。
300B互換。
雑誌での評価が良かったのでヤフオクで見つけて2本2万で購入。
1ヶ月ほどで1本死亡・・・orz
1本出てくるの待ってましたが全く出てこないので、ネットオークションにて売却。
力強い音でした。

12AT7/ECC81

2005/12/25
HC-1が大改造を施されたため、不要となりました。
12AX7の代わりに使うことができるということで、2本揃えてProLogue Oneに使ってみようかな。

マツダ 12AT7
日本製。
よーく見ると、2本の構造が違う(笑)
右の方は通信用とか書いてます。
2005/12 M氏に頂きました。12AX7の代わりに使うこともできるということで、今度Prologue Oneに使ってみるつもり。

2005/1/5追記
通信用と同じ構造の中古を1本入手。

東芝 通測用? Hi-S 12AT7
日本製。
ヤフオクにてオマケとして頂いたもの。
管壁に「通」の字が見えるので、通測用か。
1本所有。
?? 12AT7
メーカーも製造国も不明。
これもヤフオクにてオマケとして頂いたもの。
エミッション測定すると残念ながら、22/95と片肺死亡状態だけど、面白い構造してるのでコレクションに(笑)
1本所有。
GE 12AT7WB
USA製。
かすかに残ったプリントから1本はUSN-12AT7WB、もう1本はJG-12AT7WBと書いてあるように見えるが、モノは一緒。
これも2005/12 M氏に頂きました。
RT?? 12AT7
フランスのRT製でしょうか。
いつどこで買ったのか全く覚えてません(笑)
1本所有。
PhilipsECG JAN 12AT7WC
USA製の軍用管。
これもヤフオクだと思うけどいつ購入したか忘れた。
1本所有。
TELEFUNKEN 12AT7(ダイヤマーク)
印字がほとんど消えていますが、テレフンケンのダイヤマーク12AT7。
などと書いていながらダイヤマークが何かわからずヤフオクで購入した私(笑)
最近知りました・・・
1本所有。
Amperex 12AT7/ECC81
USA製。
いつの間に買ったのかさっぱり分からんと思ったら、標準付属管らしい(笑)
しまった、後ろの箱はMullardのやつだ・・・
1本所有。
Mullard CV4024/12AT7
GT BRITAIN製。
ヤフオクで購入。
私的にはクリアで音に艶が出るという感じでこれが一番よかったです。
長い間メインとして使用。
1本所有。

 

6N1P

6DJ8、6922互換の6N1P。
電流容量が大きいようで、AH! Njoe Tjoeb 4000には使用しないほうがいいらしい。

2005/12/25
HC-1が大改造を施されたため、不要になりました。

Svetlana 6N1P
ロシア製の現行管。
自作真空管アンプについて色々とアドバイスをくれたM氏に頂いたもの。
下のSovtek製よりクリアな音質。
長い間メインとして使用。
2本所有。
6H1N-EB
ロシア製の現行管。
リフレクター工場製らしい。
6DJ8/ECC88ということでヤフオクで買ったのだが、届いたものには6H1N-EBの文字が。
6N1Pに近いものか。
直輸入ものらしくブランド名なんかはついていないが、ミサイルっぽい印刷が怪しくていい感じ(笑)

しかし4本も買ったけどNjoe Tjoeb 4000には使わないほうがいいらしい。
1本500円と格安だったからいいけどね(笑)。

Sovtek 6N1P
ロシア製。
多分キットに標準で付属していたもの。
2本所有。

2006/1
よーく見ると、管壁に6H1N-EBの文字とロケットマークを発見!
つうことは上のやつとモノは一緒ですな(笑)。


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